
就職大学スタッフ(慶應義塾大学・上村)が、人材育成事業を展開する株式会社シェイク様に取材にお伺いしてきました!今回お忙しい中お話をお伺いしたのは、代表取締役社長の吉田実さんです。
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株式会社シェイクは2000年に当時の社長であった森田さんによって創業されました。 その三年後に吉田社長が入社されたタイミングで、人材育成事業、就職活動支援にドメインを絞って再スタート。 しかし、社長の前職は大手総合商社住友商事での通信機器販売であったため、まったく新しいものを売らなければならならなかったそうです。 また他の社員さんも全員、これまで人事関連の仕事には関わりがなく、完全に出来上がった育成プログラムもありませんでした。このような手探り状態で人材育成事業はスタートしました。
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このような状況で、企業に人材育成プログラム導入のための営業に行っても、「シェイクって何だ?」といった感じで、はじめは相手にしてもらうことも難しかったそうです。
しかし、現在では大手企業をクライアントに持ち業界に大きな力を発揮し、価値を提供しています。
そして、これまでに至る努力をお伺いしてみましたところ、吉田社長は、この逆境こそが本当にいいプログラム作成を可能にしたとおっしゃっていました。
ゼロベースで「クライアントにとって本当に必要なものは何か?」ということをお客様の声を聴きながら考え、一緒に育成プログラムを作り上げていったそうです。その中で、こんなアプローチがあっていいのではないかと試行錯誤を繰り返し、現在のプログラムが出来上がっていったそうです。
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最初にヒットしたのは「SWITCH100」という新入社員向け育成プログラム。それは2005年の事で、会社として大きくなっていくきっかけだったそうです。 正直、苦しかった時期もたくさんありましたが、今は多くの顧客に組織変革を起こす本質的な価値を提供出来るまでになり、とても仕事を楽しんでいると語ってくれました。 人材育成プログラムの需要は年々増えてきているとも仰っており、今後もさらに素晴らしい人材育成会社を目指して躍進を続けていくそうです。
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シェイクは、“イキイキと働く人がひとりでも増えてほしい。個人から、会社から、もっと日本を元気にしたい。”
というコーポレートミッションを持ち、人材育成事業を展開しています。
プログラムは、新入社員を対象としたものや、30代の中堅社員を対象としたものなど様々です。
特に新人社員向けのプログラムでは、「自ら考えて行動して成果を出す社会人になる」をテーマに、社会人としての自覚を促し、仕事をする上でベースとなる基礎行動”G-PDCAサイクル”を身に付けることを目的にしたプログラムがあります。
G-PDCAサイクルというのはPlan-Do-Check-Actionの頭にGoalをつけたものでシェイクが最初に考案したものだそうです。
このG-PDCAサイクル、頭ではみんな理解できると思います。
しかし、実際にやってみろと言われたらどうでしょうか。みんなすぐにはできないでしょう。これこそシェイクが大切にしていることで、「わかる」と「できる」は違うということを、疑似体験を通して強烈に実感させることが必要であると吉田社長はおっしゃっていました。
できないことがわかるからこそ、どうしたらできるのかを考えていくことができる。このような応用力を身につけさせることを目指しています。
もう一つ力を入れている育成プログラムは、30代の中堅社員を対象にした「BREAK100」です。
社長ご自身の知人で30代の方たちでも、学生の頃の元気が失われていたり、会社組織に埋没しどこかくすぶっている人がいるそうです。
これを問題提起し、それぞれがイキイキと働ける人材になるためのツールが、この「BREAK100」です。
組織を本当に活性化していけるのは30代であるはずだと社長は語っていました。
くすぶっているとは言えど、新卒入社以来20代でビジネススキルや業界経験を固め、確実にこれから世の中や組織を変革していく影響力と可能性を持っている人は30代の社員さんたち。
しかし社会に出て様々な壁にぶつかっていくうちに諦め感を持ってしまっている方が多いそうです。
だがそれは当たり前のことで、入社してすぐの社会人がすぐさま大役をこなせるわけがありません。
経験を積んだ30代の人が社会を理解した上で、地に足つけて行動したときに、本当に物事は動く。
ねらいは意識改革。
諦め感のモードから、自分はこういうことをなしていきたい。
このプログラムは、諦め感を取り除いて、積極的に行動していく人材育成を目的としています。
具体的には、「一度しかない人生でなぜこの会社を選び、何を成し遂げていくのか」ということなどを考え、意識改革を行うそうです。

吉田社長はとてもイキイキして輝いていらっしゃいました。
お話ししているうちに、「想い」をもって働いていることが理由であるとわかってきました。
まず、吉田社長は「ビジネスとしてこの事業が今後飛躍していくだろう」というおいしさは始めには考えなかったそうです。
「こういうことは絶対に必要だ。そこに対してきちんとしたソリューションを提供している会社が多いとは思えない。だから自分たちが!」という使命感をもって人材育成事業を始めたとおっしゃっていました。
また「想いだけでは動かないが、想いなくして物事は動かない。」という言葉も印象的でした。
そんな吉田社長に、今後の社会の理想像をお聞きしたところ、それは“価値が循環する社会”でした。
ここでもキーとなるのが30歳という区切りです。
30歳までは周囲から価値を与えられる人。
入社数年目で、例えば“世界と日本をつなぎます”なんて言ってもできるわけがない。
それよりも目の前の企画を別の視点から考えたりして紙に落とし、お客様にきちんと伝える。それを実行してお客様に感動してもらう。
こういう経験をきちんと積んで30歳を迎える。
このときは社会、組織、自分もある程度知っているので、そこをひとつのスタートとしてかつて秘めていた強い想いを実行するときである。
ここからは価値を与えていく人生である。
価値を与えることに喜びを感じよう。
そうすればずっと価値が上から下へと受け継がれていきます。
これが続けば、大人が明るくなり、続けて子供も明るくなり、最後には社会全体が明るくなるだろうとおっしゃっていました。